【山添太さんのホビーコラム9】厳選おすすめガンプラを紹介(3)

プラモデル高価買取のレコちゃんカンパニー|山添太さんのホビーコラム9|MG ストライクフリーダムガンダムのご紹介

こんにちは! 巣ごもり需要をきっかけに人気を高めている、ホビー商品をテーマに語っております。今回も引き続き不動の人気を誇るガンプラシリーズより、21世紀のガンダムシリーズを代表する主人公機「ストライクフリーダムガンダム」のキットについてお届けしていきます。


MGEXにふれる前に再注目しておくべきMG ストライクフリーダムガンダム

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2002年放送の『機動戦士ガンダムSEED』シリーズといえば、『∀ガンダム』以降滞っていたTVシリーズの復活をかけて製作された“21世紀のファーストガンダム”と呼べる作品。まさにこの作品が初めてのガンダム作品という人だけでなく、久々のTV作品で出戻った往年のファン、キャラクターデザインや声優人気によって取り込むことに成功した女性ファンなど、幅広い層からの人気を獲得した作品としても知られています。

登場モビルスーツの中で特に人気が高いのは、やはり主人公キラ・ヤマトが搭乗するフリーダムガンダムないし、その発展機であるストライクフリーダムガンダムでしょう。新時代のガンダム作品を象徴する機体というキラーモチーフをもってして、これまでさまざまな目玉商品がリリースされてきました。
【画像2】

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2022年11月19日に発売された、マスターグレードシリーズのハイエンドブランドであるMGEXの第2弾MGEXストライクフリーダムガンダム。“金属表現”をテーマに、装甲の端々から覗かせるフレームのゴールド表現を追求したキットとなっています。

今でこそこうして内部フレームの金色がこれだけフィーチャーされていますが、当初はそこまで主張は激しくありませんでした。そうなったきっかけは、2008年にリリースされたMGストライクフリーダムガンダムであり、当時の模型誌作例がそのベースとなっていることは言及はされてはいないものの、見ての通りの事実として語られています。


今のストライクフリーダムガンダムの基盤となったMG版

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シリーズ2作品目となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場した、待望の新主人公機であったストライクフリーダムガンダムですが、放送当時にリリースされた旧1/144、および旧1/100はお世辞にも良い出来とはいえず、洗練されたフリーダムガンダムのデザインに追加装備が盛り込まれたなんともいえない野暮ったさがそのまま反映されたキットでした。


そんなイメージを払拭したのが「月刊ホビージャパン」およびMOOK『機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデルVOL.1』に掲載された伊世谷大士さんによる作例。スタイリングを一新しているだけでなく、金色の内部フレームにディテールを施し、ドラグーンシステム部分の露出を増やすなど、まさに今のストライクフリーダムガンダムのスタイルに形作られています。

これが非常に評判で、腕に覚えのあるモデラーがこぞって既存キットの改造に躍起になっていたところ、ほぼそのままのコンセプトと言って良いMGが発表され、一同に引っくり返ったことはいうまでもありません。

その後、完成品のMETALBUILDやRG、そしてMGEXと新作がリリースされるたびに金色の内部フレーム表現にテコ入れがされ、新ギミックが盛り込まれたりもしていますが、一番いい塩梅でまとまっているのは、およそ16年経った今でもMG版だと思います。

キットのボリュームはドラグーンを8機ぶん組む必要があったり、そもそも武装が多かったり、翼のスライドギミックなどもあってそれなりに組みごたえがある内容。ただ、出来が非常にいいので、手を加えること無く満足度の高い姿が出来上がります。

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素組み派はなるべくスペシャルバージョンの「フルバーストモード」を購入すると、フレームも色がしっかり金色なので満足度が高いです。通常版は金色を模した黄土色。塗装派も、動かすことやフレームを塗る手間が省けるのでフルバーストモード推奨。動かさないし、金色表現をとにかく追求したいのであれば通常版を買いましょう。

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ストライクフリーダムガンダムといえば「ハイマットフルバースト」のポーズですよね。これが案外難しい。コツとしては、翼をしっかり上まで跳ね上げて、それを基準に開きのバランスを調整すること。トップが中途半端に下がっていると全体的にだらしなく見えてしまいます。あと、翼の前後の位置も調整すると決まりやすいですので、ぜひお試しあれ。

【プロフ】
山添 太(やまぞえ ふとし)
編集者、ライター。1983年生まれ。都内出版社に編集者として約12年間在籍し、ホビー、カメラ、バイクなど数多くの趣味のジャンルに触れ、関連雑誌や書籍を多数手掛けてきました。
現在はフリーランスとして活動し、前職での経験値を活かして、ホビー関連を始めとする趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆を行っています。
Twitter:https://twitter.com/Futoshi_Yamazoe
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