【山添太さんのホビーコラム8】厳選おすすめガンプラを紹介(2)

千葉県のガンプラ買取レコちゃんカンパニー|MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0

『水星の魔女』放送中。触れておきたい“ファーストガンダム”キット

ガンプラ買取のレコちゃんカンパニーがお届けする山添太さんのガンプラコラム第2回|機動戦士ガンダム 水星の魔女

こんにちは! 巣ごもり需要をきっかけに人気を高めている、ホビー商品をテーマに語っております。今回も前回に引き続き不動の人気を誇るガンプラシリーズより、スタンダードモチーフであるRX-78-2 ガンダムのプラモデルについてお届けしていきます。

10月より新アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送され、さらに注目を集めることが予想されるガンプラシーン。

『水星の魔女』自体は、過去作を継承していないオリジナルシリーズ。女性を主人公でガンダムのパイロットと据え、主題歌にはYOASOBIさんを起用するなど、2022年における時勢も盛り込んだ意欲的な作品となっています。

そんな新機軸の作品になっていても、ガンダム作品に触れればそのオリジンにも目を向けてみたくなるのが心理。“ファーストガンダム”と呼ばれるRX-78-2 ガンダムへの注目度が高まることは間違いないでしょう。

そこで問題になってくるのが、RX-78-2 ガンダムのキットが数多存在すること。FG~PGまで、すべてのグレードでキット化されており、別バージョンやアップデートバージョンも展開。BANDAIはほとんどのキットを絶版にすることがないので、もっとも種類が多く存在しているモチーフといえます。

今回は人気のマスターグレード(以下MG)シリーズより厳選し、オススメしたいRX-78-2 ガンダムを紹介します。

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ニュートラルデザインに隠されたフルギミックキット「MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0」

ガンプラ買取のレコちゃんカンパニー|ガンダム RX-78-2 Ver.2.0 マスターグレードの外箱

1998年に発売されたシリーズ第1弾からおよそ10年の時を経てリリースされた「MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0」。それまで、各部ハッチ開閉ギミックや、ゲームモチーフのハイディテール仕様などメカニカルな雰囲気が強いデザインであったところから一変し、『機動戦士ガンダム』における劇中での雰囲気を彷彿とさせるものへと舵を切った意欲的なキットです。

あの頃、自分たちを夢中にさせた古き良きデザインのMGが欲しい…という要望が往年のファンを中心に挙がっていたものの、いざキットになってみると賛否両論。劇中での雰囲気をしっかり踏襲した秀逸のデザインではあるものの、プラモデルという立体物においては、イメージと少し違っていてもケレン味のあるもののほうがウケるということで、その後はメカニカルなデザインのものがリリースされる運びとなっています。

千葉県のガンプラ買取レコちゃんカンパニー|MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0前面の完成写真
千葉県のガンプラ買取レコちゃんカンパニー|MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0背面の完成写真
千葉県のガンプラ買取レコちゃんカンパニー|MG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0前面のポーズ写真


リリース時は賛否分かれたMG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0ではありますが、今では名作キットと称するファンも少なくありません。

これまでにないほどにシンプルなデザインにまとめられていながら可動域が段違いで広く、14年経った今でも通用するレベルにあることが最大の特徴。ライフルの両手持ちはもちろん、RX-78-2の代名詞であるラストシューティングポーズも難なく行うことができます。

パッケージのポージングをトレースすることは少々難しいですが、それに近い振り下ろしのポーズは行え、それをコア・ブロックシステムを採用しながら可能としていることが当時としては衝撃的でした。というのも、Ver2.0以前にリリースされたMG 1/100 ガンダムVer. ONE YEAR WAR 0079は、可動重視の末にコアブロックシステムがオミットされているんです。

加えて、Ver.2.0に搭載されているコア・ファイターはしっかり1/100で再現されています。初代MGや前身のVer1.5のコア・ファイターは、腹部に収めるために少し小さくされています。それなのに、Ver.ONE YEAR WAR 0079よりもこのVer2.0のほうが可動範囲が広いというのは驚きです。ちなみに、このコア・ブロックシステムはVer.3.0へとほぼそのまま継承されています。

こうして広い可動範囲を誇りながら、合わせ目がほとんど出ないパーツ構成になっているのも驚異的。塗装を行わない素組みでもパッケージに近い状態が楽しめますし、ディテールも少ないのでスミ入れ作業も非常に楽ですよ。

そのほか、設定武装は全部用意されていたり、指が独立可動したり、好みが分かれるところではありますがマスクのへの字がスジ彫りではなくしっかり抜けていたり、見どころの多いキット内容。パーツのボリュームもほどほどで作りやすいです。

初めてのRX-78-2にぜひMG 1/100 RX-78-2ガンダム Ver2.0を。“ファーストガンダム”のかっこよさとBANDAI驚異の技術をその手で堪能してみてください!

山添 太(やまぞえ ふとし)
編集者、ライター。1983年生まれ。都内出版社に編集者として約12年間在籍し、ホビー、カメラ、バイクなど数多くの趣味のジャンルに触れ、関連雑誌や書籍を多数手掛けてきました。
現在はフリーランスとして活動し、前職での経験値を活かして、ホビー関連を始めとする趣味にまつわるジャンルで多岐にわたって編集・執筆を行っています。
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