【呉東和虎さんのコラム9】The Beatles Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band

The Beatles(ビートルズ)の歴史 Vol.8 『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』

今回も「The Beatles(ビートルズ)」のアルバム全13枚のオリジナル・アルバムに注目して紹介していきます。

前回の7thアルバム『Revolver』のあとに続くのは8thアルバム『Sgt. Pepper’s Lonely Heart’s Club Band』です。ロック史上の最高傑作との呼び声も上がるこのアルバム、どのような仕上がりになっているのでしょうか?

8thアルバム『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』

1967年6月1日、イギリスにて8thアルバム『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』がリリースされました。このアルバムは、架空のバンド「サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド」が演奏しているという設定のもと制作されました。


発売初週で25万枚の売り上げを記録、同年ののグラミー賞でも最優秀アルバム賞ほか4部門を獲得しました。ロック史上初のコンセプト・アルバムとして発表された今回のアルバムの中身を見ていきましょう。


アルバムの中身は全13曲収録されています。8thアルバム『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』のオープニングソングはタイトル名にもなっている『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』で、ポール・マッカートニーが歌います。そして継ぎ目なく前の曲で紹介されるカタチで、リンゴ・スター扮するビリー・シアーズという架空の歌手が『With a Little Help from My Friends』を歌うといった、当時としては画期的な演出がされています。

3曲目の「Lucy in the Sky with Diamonds」は、サイケデリック感満載の曲でジョン・レノンが歌い、4曲目「Getting Better」、5曲目「Fixing Hole」、6曲目「She’s Leaving Home」とポールが3曲続きます。


7曲目「Being For The Benefit Of Mr. Kite!」は、ジョンがサーカス団のポスターから着想を得て書き上げたもので、曲はサイケデリックでありサーカスを連想させられます。8曲目「Within You Without You」はジョージ・ハリスン作、イントロからインド感満載で演奏されます。

9曲名「When I’m Sixty-Four」はポールが16歳の時に書いたものを、父親が前年に64歳になったこともあり引っ張り出してきた曲で「64歳になっても必要としてくれるかい?」といった、ほのぼのラブソングです。続く10曲目もポールで「Lovely Rita」、11曲目ニワトリの鳴き声と共に始まるのは「Good Morning Good Morning」でジョンが歌います。


12曲目『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)』、再び架空のバンド「サージェントペッパーズロンリーハーツクラブバンド」の登場です。そしてアンコールというカタチでラストナンバー、名曲「A Day in the Life」へとまた継ぎ目なしでつなぎます。最後はジョンとポールの合作で、それぞれのパートを歌っています。

8thアルバム『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』は初のコンセプトアルバムとしてリリースされましたが、実はオープニングの1、2曲目とエンディングの12,13曲目しかコンセプトに沿っていません。それはジョン自身ものちに「・・・何も関係が無い。でもそれが成立しているのは、僕らが成立しているからと言っているからだし、アルバムがそんな外見をしているからだ」と語っています。

しかし、それ自体が新しい挑戦であり、録音技術も含めたビートルズの新しい音楽の集大成的アルバムであったのではないでしょうか?革新性と芸術性を求めたこの作品がのちの音楽に与えた影響は非常に大きいと言えます。

関連コラム:

The Beatles(ビートルズ)

The Beatles(ビートルズ)アルバムの歴史Vol.1 『Please Please Me』

The Beatles(ビートルズ)アルバムの歴史Vol.2 『With The Beatles』

The Beatles(ビートルズ)アルバムの歴史 Vol.3 『A Hard Day’s Night』

The Beatles(ビートルズ)アルバムの歴史 Vol.4 『Beatles For Sale』

The Beatles(ビートルズ)アルバムの歴史 Vol.5『Help!』

The Beatles(ビートルズ)アルバムの歴史 Vol6.「Rubber Soul』

呉東和虎(ごとう かずとら) プロフィール

1972年愛知県生まれのフリーライター。中学生のころからの35年以上、毎日「音楽」を聴いてきました。音楽は生活の一部であり、聴いてきた音楽・読んできた本・見てきた映画で、その人の半分は形成されていくものだと感じています。音楽は「ロック」好き、自らギター・三線を弾きます。

ライターとして、音楽・バイク・車・ファッション・アニメなどの情報をお伝えしています。私の記事を読んでいただいた人に、何らかのプラスになる情報を提供できるように執筆していきます。

Twiitter:https://twitter.com/crocodile112233

Instagram:https://www.instagram.com/kazu_ghost/

note:https://note.com/kazu_ghost

レコード、CDDVD、楽譜、音楽関連書籍、楽器、オーディオ

高価買取レコちゃんカンパニー

あなたの大切なコレクションを、次に大切にしてくれる方へ「思い出の橋渡し」をお手伝いしています。

買取り問い合わせフォームはこちら。LINE査定もここから受け付けてます。

◆買取ご相談はお電話でもどうぞ◆

買取相談はフリーダイヤル0120-188-990でもお受けしています。スマホからは画像をタップするとそのまま電話がかけられます。
平日の9:00~17:00
時間外・不在時はフォームをご利用ください

レコちゃんの安心査定・安心買取

0120-188-990平日9:00~17:00
ページ
先頭へ