CD買取のレコちゃんカンパニーが「ゴールドCD」について調べました
ゴールドCDってなんだ?
金相場は最近、1グラム10,000円を超えたとか。数年前の倍になっていて、天井知らずの様相ですね。
ところで、CDにも「24KゴールドCD」というのがあるのをご存じでしょうか。
レーベルにより「ゴールドCD」とか「24金蒸着CD」とかいろいろ名称はありますが、要はディスク表面に「純金」を使った、金色に輝く豪華なCDです。
ゴールドCDは金色に輝くのが目印。通常のCDと比べるとよくわかります。
ゴールドCDは、通常よりも「音質が良い」というのがウリですが、ふつうに聴く分にはそんなに変わりません。やはり今風に言えば「映え」を意識した商品企画だったのだろうと思います。
ゴールドCDは定価が高かった
やはり「ゴールド」ですから、当時のCDアルバムは定価が3,000円~3,500円くらいのことろ、ゴールドCDになると4,000円~5,000円くらいしていました。
発売時期はおもに1987年~1989年頃が多かったようです。
時期的に見ても、バブルに向かう好景気に生まれた…って感じがひしひしと伝わります。
どんなアーティストが出していた?
国内、海外アーティスト、クラシックCDなどジャンル問わず発売されていました。
例えば国内アーティストでは中森明菜、アルフィー、矢沢永吉、坂本龍一、杏里、山下達郎・・・
海外アーティストではエルトンジョン、マイケルジャクソン、ジャネットジャクソン、TOTO・・・
そのほかクラシックやジャズのCDでも「ゴールドCD」は発売されています。
まとめ:結局、ゴールドCDは今高騰中なのか?
結論から言うと、普通のCDよりは高い。
残念ながら金相場上昇につられてゴールドCDも高騰!というわけではないようです。
- 中森明菜「BEST」…ゴールドCD 1,000~3,800円 / 通常CD 500~1,500円
- 矢沢永吉「ロックンロール」…ゴールドCD 500~1,200円 / 通常CD 300~700円
- 杏里「マイフェイバリットソングス」 ゴールドCD 1,000~2,500円 / 通常CD 200~600円
- マイケルジャクソン「ヒストリー」… ゴールドCD 500~1,000円 / 通常CD 300~700円
- ジャネットジャクソン「コントロール」…ゴールドCD 3,800円くらい / 通常CD 100~700円
およそゴールドCDと通常CDでは2~3倍の価格差。通常盤が大量に流通している場合は10倍以上差が付く場合もあるようです。
ただし、ゴールドCDも流通量が多すぎると、マイケルジャクソン「ヒストリー」のようにあまりプレミアは付きません。
一方「未開封」品だったりすると、10,000円を超す場合もあります。
中古品の市場価格は「稀少性」と「需要」によって大きく変動します。
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ちなみに、いわゆる賞としての「ゴールデンディスク」「ゴールドディスク」と「ゴールドCD」は全く意味が違います。